かんたん日記

かんたんに書くぞという意気込み

力を奪われている

 

 在留資格取消制度や共同親権、的はずれな書店支援に被災地への対応。一日の大半を労働に奪われるが、物価は上がり続け生活は貧しくなっていく。この社会で決定権を持つ者が容赦なく市民から力を奪っていく。

 それなのに「あなたたちはまだまだ頑張れる」といった内容のメッセージで溢れ返っている。こんな工夫で成功している人がいます。今すぐできるこんなお得な裏ワザがありますと目を逸らすよう促され続けている。

 

某日

 

 7時前に家族の送迎のため一旦起きたが、引きずられるような眠気で二度寝。11時半頃再び目覚める。昨日友人と会ってあちこち歩き回った疲れが出ている。何もしたくない。

 1日の中で使える集中力ってかなり限られてる。特別グッと根詰めてるわけじゃなくても、結構消耗してる。それでも休みの日は調子に乗ってついいろいろ詰め込んでしまうので、途中から完全に「読んでるけど読んでない」「見てるけど見てない」状態になっている。仕方ない。

 冷蔵庫の中にじゃがいもとキャベツがあったのでそれを夕飯のメインにする。買い出しのために外に出かけるのもちょっと面倒だったので良かった。じゃがいもにタルタルソース的なものをかけたやつとキャベツのオイル蒸し。

 

某日

 

 

 『100分de名著 ショック・ドクトリン』を読んでいる。

 超デカ企業が超デカ企業として強い力を持ち続け「拡大」を志向し続ける限り、庶民の暮らしはどんどん貧しくなる一方じゃないかと暗い気持ちになる。

 詳細を書くことはできないけど、ちょうど今日職場でも「人間は企業が好き勝手に扱えるピースじゃねえんだぞ」と思うような出来事があった。私のことではなく、上司の身に起こったことではあるんだけど、どうして個人の生活を平気で壊していくようなことするんだと悲しいし腹立たしい。